手を使って作品をつくることが大好きです。
子供の頃から好きは好きだったのですが
しなければならないこと
決まりごとが多いように感じていて 自分用にだけ作って満足していました。
自分の作品なんてと思っていました。
私いわゆる きちんと ちゃんと ということが苦手です。
少し話がそれますが うちのパートナーはきっちりすることが得意
例えば新聞紙をまとめてきゅっとしばる そんなこと とても上手にできます。
見ていて美しいとかんじるほどなんです。
私もやればできるかとあこがれてチャレンジしてみましたが 全く同じようにはできません。
そんな感じの私なので 作ること大好きだけど 下手だ と思っていました。コンプレックスばかりでした。
だけどある時気づいたのです。
整っていることだけが本当に美しいの？
私がワクワクすることって整っていることなの？って
私は日々人々が生活していることが好き
使い込まれているものに愛着を感じる
だからミニマリストとか物を大切にする（もちろんそれも大切なことですが）
という視点からだけでなく
歪んでいる物 少しずれているものが元々大好きなんだって
たくさんの人が居る たくさんの好きがある
だから
ちょっとゆがんでるお洋服が好き
そんな作り手がいてもいいよね と思うようになりました。
この画像の縫い目歪んでいますよね
こちらの縫い目も
学校の家庭科の授業では 糸は限りなく布と同じ色を探すこと 縫い目が目立たないようにすること そんな風に習ったように思います。
そしたら糸はただの接着剤
糸の良さをもっと味わいたい もっというと糸で表現したい。
そう感じています。
布 糸 お洋服 というキャンバスで自由に表現していく。
そんなお洋服作りをしていきます。
お洋服作り大好きです。
